2025 FIM 世界耐久選手権
”コカ・コーラ“鈴鹿8時間耐久ロードレーステストセッション レポート

開催日  :  6月11 ~ 12日

天候  :  11日雨・12日晴れ

コースコンディション  :  11日ウェット・12日ドライ

8月3日に決勝レースが行われる鈴鹿8時間耐久ロードレースに向けた4メーカー合同テスト6月11日と12日の2日間行われた。初日となる11日は、朝から雨となりウェットコンディション。雨がほとんど止んだ時もあったが、様子を見ながらの走行となった。
SDG Team HARC-PRO. Hondaからは、名越哲平選手、阿部恵斗選手、國井勇輝選手の3人が参加。名越選手は全日本ロードレース選手権第2戦で負った身体の確認を、國井選手は参戦中のMoto2からの乗り換えの感触を、阿部選手は初のハルク・プロ8耐マシンを雨の中で確かめた。
テスト2日目は、初日とは打って変わってドライコンディション。午前と午後に、それぞれ90分のセッションが行われた。Moto2のスケジュールの関係で、今回しかテスト走行に参加できない國井選手に長めの走行時間が設けられた。ドライコンディションで初めてハルク・プロ8耐マシンに乗る阿部選手は、マシンに慣れることを重点に置いて走行した。名越選手は、自分自身の身体の状況をチェックしつつ、2人が乗った後のマシンセットを確認。午後にロングランをした國井選手は2分6秒から7秒台で周回する速さを見せ、良い方向にマシンセットが進んでいることを証明した。
次回は6月18日と19日にテストが行われる予定。

名越哲平 選手

阿部恵斗 選手

國井勇輝 選手

» PDFはこちら

以上