前職・証券会社では金融商品を取り扱っていたのですが、金融商品はカタチのない商品でもあるので、転職する際には「カタチのあるモノ」を売りたいと思っていました。入社後、もちろんSDGが製造する「モノ」を取り扱う営業活動をしていました。現在は滋賀営業所で提案営業を担当しており、SDGが展開するサービス「ちょこっとエンジニアリング」で、お客様の職場環境の改善へ力を入れています。

滋賀営業所に配属されたのは2020年で、現在は3人のメンバーと共に働いています。営業所の中で「締め役」として、明るい雰囲気を保ちつつも若いメンバーをしっかりまとめる役割を担っています。

コロナ渦の影響で売上が厳しかった時期、自ら「ちょこっとエンジニアリング」の協力会社の開拓に取り組みました。滋賀県には多くの製造業があるため、お客様の職場環境の改善に注力をして、受け皿を増やすことで売上の向上を図りました。

結果として当時15社の協力会社を見つけることができ、現在でも様々な工事に携わっています。自分自身で見つけた協力会社と共に作業をする事で、お互いを深く理解し、お客様にも喜んでもらえています。

次回お客様からご要望があれば、これまでの経験や連携を活かしつつさらなる協力関係を築いて、お客様にまた喜んでもらえる。このプロセスが好きです。リピーターを増やすために、工事を受注するだけでなく、その時間をお客様と共有することを意識しています。そう意識する事で関係がより深まり、お客様から他の部署や他の会社を紹介してもらう事もあります。この仕事においては、社内の他の部署との連携を大切にしています。前職の金融業界では、社内の連携がほとんどなかったため、寂しさを感じる事もありました。今は様々な人たちと共に同じ目標を達成する喜びを感じながら、仲間と協力し合うことの大切さを実感しています。

2024年に創設されたモータースポーツクラブにも積極的に参加しています。最初は関与するつもりがなかったのですが、社内の他の部署との交流を深める良い機会になったと思います。様々な部署の人々と関わることで、新たなアイデアや発想が生まれる可能性を感じています。

全日本ロードレース選手権や鈴鹿８耐、そしてスーパーGTなど様々なモータースポーツイベントが持つ“熱量”も、現場で感じています。その熱量は、通常の営業活動以上の成果が生まれています。SDGという社名を知らない一般の人々がモータースポーツイベントで笑顔になっている様子から、喜びや感動を与えられる魅力を持った会社だと、改めて実感しています。